【簡単】なんでもない画像が一瞬で映える!Photoshop「逆光」加工フィルター
今ある写真、なんかもうひと味加えたい…もっと明るいイメージに加工したいんだよなぁ。。
現状の画像に物足りなさを感じている…。
そんなときに超便利なのが、Photoshopの「逆光」フィルターです。
一瞬で写真が映えます。
例えばこんな感じ↓
光が差し込んでいて、被写体の笑顔をより引き立てています。これからきっと楽しい旅が始まるのかな?みないなストーリー性も表現できます。
もうひとつの例はこちら↓
ともすると深刻そうな会話をしていそうな暗い写真であっても、幸せそうな柔らかい雰囲気の写真になります。
光のチカラは偉大。Photoshopすごい。
ではさっそく、この2枚の画像の加工方法を解説していきます٩( ’ω’ )و
【簡単】なんでもない写真が一瞬で映える!Photoshop「逆光」加工フィルター
2つの方法があります。
1‐ 太陽をつくる方法
画像のシチュエーションが外だった場合、太陽がありそうなところに光源をつくれます
こちらの画像を加工していきます。
※ 練習する方はこちらの画像をクリックし、右クリック→名前を付けて保存 でダウンロードしてやってみてください。
1.画像のレイヤーをコピー
2.フィルター>描画>逆光… を選択
3.表示された 逆光ウィンドウで、光の位置を調整。
必要であれば、レンズの種類も変えてOK。
(一番上の種類が使いやすいと思います。)
あっという間に完成です♪
2‐ 光のフレア感で演出する方法
さて、こちらはより本格的。
ちょっと操作が多いけど、自在に光を操れます。
加工が楽しくなりますよ♪
光の色も調整変更できます
こちらの画像を加工していきます。
※ 練習する方はこちらの画像をクリックし、右クリック→名前を付けて保存 でダウンロードしてやってみてください。
1.新規レイヤーをつくる
2.ベタ塗り黒のレイヤーをつくる。
3.2で作成したベタ塗りレイヤーを 右クリック→ラスタライズ する。
4.フィルター>描画>逆光… を選択
逆光の位置は下の画像のあたりにする。
5.ベタ塗りレイヤーを「通常」から「スクリーン」にする
こんなかんじ↓になってると思います。
6.イメージ>色調補正>カラーバランス
ここから、色の調整やもっと自然な光にしていきます。
カラーバランスで画像を好きな色調に変えることができます。
今回はピンク寄りにしてみますね。「中間調」と「シャドウ」のカラーバランスを下の画像程度に調整します。
7.イメージ>色調補正>トーンカーブ
一番右上の点を下に下げる。(下げると柔らかい光になります)
カーブ(線)の途中をクリックして画像のようなカーブにする。(不自然な光のムラをなくす)
8.フィルタ>ぼかし>ぼかし(ガウス)
光を自然にしていきます。今のままだと光の白い線が残っているので、この線を見えにくして自然にします。
逆光のレイヤーを選択
フィルタ>ぼかし>ぼかし(ガウス)を選択
4pxほどで白い線が見えなくなります。
できました!完成!\(^o^)/
画像加工は楽しんでやろう
いかがでしたでしょうか?
加工ひとつで画像が見違えるように演出されますよね。
とはいえこんなふうに思う人もいるかと思います。
操作方法はわかったけど、光の位置とか色とかの調整具合の正解を知りたいなぁ。。
写真はシチュエーションによって条件が様々異なります。ですので、数字でこれが正解!と言えることがありません。
まずは自分が良いと思える調整具合でトライしてみましょう。
それでもいろいろ調整してて何が良いのかわからなくなってきたら、まずはPhotoshopのデフォルト設定でOK。Photoshopにお任せするだけで充分綺麗になります。
そして、だんだん慣れてきたら画像の中の光がどちらの方向から入ってきているかを意識してみましょう。そして回数を重ねていくうちにレベルアップしていくと思います。ぜひ楽しんで加工していただきたいです♪
追記
1‐ 太陽をつくる の動画解説を撮ってみました。